はざかけ米
田舎日記 2024.09.12
宮田村では例年ですと稲刈りが始まったとたんに秋の長雨が続き順調に稲刈りが進まない…といった状況が見受けられきましたが、今年は9月4日に稲刈りが始まってから晴天が続いて作業は順調に進んでいるようです。さて私たちが子供の頃は刃がギザギザしている稲刈り鎌で稲を刈取り、直径15㎝程度の束にして、予め作ってある“はざ”に稲束を掛けて乾燥させてから稲核き作業を行なったものですが、機械の進化とともにあまりそういった作業風景は見かけなくなりました。しかしながら最近では共同作業でカントリーに米を搬入することを避けて、個々に稲刈りを行い“はざかけ米”としている方が増えてきました。はざかけ米は手間がかかっていますからそこそこの値段はしますが、それなりに美味しいようです。また“はざかけ”の風景もなかなか良いものです…。