ここのところ住宅の解体工事を何件か受注しています。そこで注意しなくてはならないことはアスベストの存在です。住宅の解体工事に際して外壁がモルタル塗りの場合（近年は金属サイディングや窯業系サイディングが主流ですが昭和40年代から50年代はモルタル塗りが主流でした）は予めサンプルを採取して接着剤等にアスベストが含まれていないか調査機関に依頼します。そしてアスベストが確認された場合は解体費＋アスベスト処理費がかかるためかなりの高額になってしまいます。来年には法律が整備されるようですので解体工事は早めに行ったほうが良いかもしれません…。

小さな解体工事でもアスベストが確認されますと100万円単位の処理費がかかってしまいますので注意しなくてはいけません。それからその時代は工場、倉庫等の屋根はほとんどがスレート葺きでしたが、そのスレートにもアスベストが含まれていますので早めの処分をお勧めします…。