昨日7月21日は土用の丑の日でした。土用とは1年間の四立（立春、立夏、立秋、立冬）の直前18日間を指すもので、その中の丑の日を“土用の丑”というのだそうです。一般的には夏のこの日のことを指すことが多いようで、今年は7月21日が一の丑、8月2日が二の丑ということです。そして土用の丑というと鰻となりますが、これも諸説あり、よく言われるのは江戸時代に客が来ずに潰れそうなうなぎ屋から相談を受けた平賀源内がうなぎ屋の宣伝として土用の丑は鰻を食そう…となったという説です。またこの土用の期間にやってはいけないことがあり、土いじりを行う庭の手入れ、引っ越し・旅行等が挙げられ、また夏の土用の期間は南西の方向が“土用殺”と呼ばれて縁起の良くない方向だといわれているようです。さて今年は一昨日の土用の丑の日に、とある会がありうな重をいただきました。まだまだ高嶺の花ですが、今年は稚魚であるシラスウナギが豊漁とのことで、この先は少しだけ値下がりが期待できそうです…。