宮田の環境を守る会は、平成27年5月に宮田村大久保区にある生コンクリート工場の跡地に村外の事業者が最終処分場の建設計画の申入れを地元区に行ったことを受けて、その反対運動を行う団体として同年9月に発足した会です。発足から8年以上が経過しましたが、この間に109,000人余りの反対署名を集める等の活動を行ってまいりました。新型コロナウィルス感染症が流行する前には宮田村が土地を買取るという方向で進んでいましたが、コロナ禍により交渉等が頓挫してしまい現在に至っています。今回は第20回の全体会議ということでしたが、2023年の組織体制について、経過報告、会計報告、当面の取組みについて協議を行い、その後は信州大学の茅野准教授により『宮田村大久保地区に計画された廃棄物処分場問題の現状と今後』というテーマで1時間程度の学習会を実施しました。コロナ禍により、ここのところ3年間は全体会議も書面決議となっていましたので、役員が一堂に会する会議は久しぶりでしたが、早くこの問題が解決することを願うばかりです…。