今年も新型コロナウィルス感染症の影響で、天下の奇祭として名高い宮田祇園祭の出し物のうち暴れ神輿や子供屋台等の行事は中止になりましたが、さる17日から18日にかけて神事や奉納祇園ばやし、煙火大会等の祭事が関係者のご尽力で無事に行われました。このうち煙火大会は商工会関係者の皆さんが奔走し、17日に“祇園祭疫病退散祈願煙火大会”として例年と変わらない規模で午後7時30分より番付135番、約600発の花火の打ち上げが行われました。考えてみると400年の歴史を誇るといわれる宮田祇園祭は、当初は疫病が流行りその疫病退散祈願として関係者が宮田祇園祭と銘打って暴れ神輿等の祭事を行ったことが始まりと言われていますので、400年の時が流れ、また疫病が流行りその退散祈願として煙火大会を行ったことに何かしらの因果を感じるものです…。当日はお祭り（夜の露店と雰囲気でしょうか？）を楽しみにしていた孫たちが箕輪町から来ましたので、一緒に食事をして午後7時30分から約1時間にわたり夏の夜空に輝く花火を堪能しました。お祭り等の夏の行事は子供たちの思い出に残ることですが、今年は夏の夜店も中止ということですので、来年は疫病が退散し、予定通りに祇園祭等の祭事またいろいろな行事ができるといいですね…。