昨日26日に調査機関が発表した50年後の人口予想推計が話題になっています。その調査によりますと、約50年後の2070年に日本の人口は現在より約30％減少して8,700万人に、そして総人口に占める65歳以上の割合が約40％に、また何よりも労働人口の減少が危機的な状況になってしまうとのことでした。人口増加施策は政治が何とかしないといけませんね。もっとも私は50年後には113歳ですから、たぶんこの世にはいませんが…。さてそんな心配を他所に自然は毎年同じ景色を私たちに披露してくれています。一昨日のことですが中央アルプスを見てみると雪形が姿を現し始めました。

宝剣岳から少し左に目を向けてみると、極楽平周辺に“島田娘”や“種まき爺”が見えるようになってきました。雪形は農作業の目安となっていましたので、先達はこの雪形が見えるようになると田植えの準備を始めるということのようでした…。雪形を見たか見なかったかはわかりませんが、宮田村では先週末あたりから代掻き作業が始まりました。